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復興支援食材生産工場視察報告

被災地の復興状況や被災から工場復興を成し得るまでの話を通して「復興支援メニュー」の意義を伝えたい!

取り組みの概要

現在定番商品の「こうなごの南蛮漬け」で使用している復興支援食材の生産工場の視察をしてきました!

○主  催 大学生協東4地区(北海道事業連合・東北事業連合・東京事業連合・東海事業連合)
○開催日時 7月27日~7月28日
○場  所 岩手県大船渡 「森下水産株式会社」
○参加者  大学生協職員13名(東北地区3名、東京地区9名、東海地区1名※写真①参加者集合写真)
○視察内容

●被災地視察

森下水産(株)の森下氏より復興状況及び被害説明。陸前高田は整地が進んでいるが移住して住んでいる方が少なくなり、家もあまり建てられていない状況。復興にはまだまだ時間がかかるとのこと。大船渡市はプレハブの仮商店街が無くなり、新たに商店街が出来上がり復興は大幅に進んでいるそうです。(※写真②奇跡の一本松)

●森下水産本社工場視察

◎工場について(HACCP認定工場 2001年取得)

◎製造(さんま竜田、スルメイカの打ち粉作業→1日につき2トン製造、さば味噌煮はノルウェー
産を使用→1日2.5トン製造)

◎生産状況(売上は10億~15億と伸びているが、1月~5月の工場稼働日数が少ない。震災後メイン
商品が無くなり通年工場を回せなくなってきているとのこと。
トヨタ式のカイゼンの導入で無駄がどこにあるか、導線、人の動きについて震災後、アドバイスをいただき10人の仕事が8人になり生産性があがったとのこと。
コストを下げるには機械で作れるものを増やす必要があり、1切れ何センチ、何gの対応から1つの切り身から10g~15gの範囲で切り身を何個とるという規格に変更してロスを減らす対応をしているとのこと。注文はあるがいくら募集しても人が集まらないので生産出来ない状況になっているとのことでした。)
(※写真③森下専務より工場概要説明④会議室で質疑応答)

●大船渡市場視察

◎安心・安全な魚介類を出荷するために
大船渡市場は岩手県沿岸南部の拠点市場で新鮮で安全・安心な魚介類を出荷する為、閉鎖型卸売市場になっています。見学者はネットかキャップを被り、手指の洗浄殺菌、長靴の次亜塩素酸殺菌、アルコール消毒で細菌を持ち込ませないような取組がされていました。
魚は床に直置きしない、施設には防鳥ネットシャッターで鳥、ごみ、埃がはいらないようになっていました。またフォークリフトは排気が出ないバッテリー式のものでした。
水揚げされた魚はスラリーアイス(シャーベット状の海水)で冷却し鮮度を保ちます。氷はタンクの上部だけが冷えますが、スラリーアイスは魚を入れるタンク内の上下の温度を一定に保つ利点があるそうです。

◎水揚げされる魚
当日の水揚げは定置網で魚は主にイナダ、ワラサにイワシでした。
イナダ、ワラサは東南アジアに集荷されていて、日本のような細かな大きさの基準はなく、10㎏単位で何十トンという単位で輸出されるそうです。
さんまの水揚げは本州一で8月中旬から秋刀魚漁が開始になるとのことでした。
(※写真⑤定置網漁船からの水揚げ⑥市場の概要説明)

●参加者の感想

森下水産視察では工場で働く方々とも親睦を深めることが出来、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。また現在の復興状況や工場を視察した経験を踏まえ、今後提案を行う復興支援メニューの意義を広く組合員に伝えられるようにしたいと思います。

写真①
写真②
写真③
写真④
写真⑤
写真⑥


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