取り組みの概要
日 程:2024年6月22日(土)9:10~14:50
開催場所:桝塚味噌(のだみそ株式会社)味噌蔵(豊田市桝塚西町)
主 催:大学生協連東海ブロック
協 力:のだみそ株式会社(桝塚味噌)
企画内容:
①講演「みそはつくらない。」(のだみそ社長)
➁グループワーク1
③昼食企画
④味噌蔵見学/味噌の仕込み体験
⑤グループワーク2
参加対象:各生協学生委員、組合員、生協職員、
金城学院ソーシャルウーマンプロジェクト受講生ふくむ約60名
参加費:1,600円(昼食代 500円 味噌仕込み体験キット代 1,100円)
目 的:
1)食育推進活動の一環として、味噌の産地の見学と味噌の仕込み体験を行い、
生産者の食にかける想いを聞くことで、「食の大切さ」「何をどのように
選んで食べればいいのか」を参加者が考える機会とする。
参加者に 1人前の味噌を仕込んでいただき、持ち帰っていただく。
2)参加者が実際にどのような食生活をしているのかを交流し、参加者自身の
食生活について見直すきっかけとする。
参加者の感想(一部抜粋):
1) 野田社長のお話を聞いて
・麴についてあまり詳しく知らなかったが、実際に見ることができてよかった。生産者から消費者へ届けられるのがスゴイと思った。そのまま味わえるので、食を大切にしてしっかりと味わいたいと思った。
・体に良いものというと高価なものが思い浮かぶが、そうではなくちゃんとしたものを食べることが大切だということがわかったため、自分の食生活を見直していきたいと思った。また、味噌づくりなど、やっていることがミュージアムという価値観がうれしいという言葉を聞き、ただ作って売る場所ではなく、食文化を伝えていく場所は自分の食生活を見直す場にもなるので、素敵だと感じた。
・人間にとって大切なことは生きることで、その裏返しで食べることについてもっと真剣に考えるべきだというのが心に残りました。あまり食べないダイエット等を最近はSNSでよく見かけるのであまりよくないと思った。
こうじは地域によって違うというのも驚いた。
「うまい」は舌で感じるもの「おいしい」は心で感じるというのを聞きおいしさに着目したいと感じた。
人間の手を使わないと聞き、食品を作ることは簡単なことではない改めて感じた。
2) 味噌蔵見学で印象に残ったこと
・知らないことばかりでとても勉強になりました。ここの味噌蔵のことは知っていましたが、とても歴史があり、こだわりをもっていることを知り楽しかった。地元の味噌に対する考えがわかりました。
・スーパーなどで売っている味噌とは桶やかける時間が違うと知り、生協の味噌汁は特別なんだと思いました。また、それをあの値段で提供しているのはすごいと思いました。きっと組合員のほとんどはそれを知らずに食べていると思うので、知らせたいと思いました。
3) 味噌仕込み体験について
・味噌を普段作っている人たちが多くの時間や手間をかけて作っている味噌を少ない材料で、簡単に作ることができてよい体験ができました。
・自分が作った味噌だから愛着がわいたし、出来上がりが楽しみです。
・実際に味噌を作ってみて、自分で作ったものを自分で食べることができるのはすごく貴重だと思いました。同じキットで作っても、作る人が違うと味も一つ一つ違うのが面白いと感じました。工程がもっと多いかと思っていましたが、簡単にできたのが良かったです。食育を通して、体験してみないとわからないことや、そこで得た学びをいろいろな人に伝えていくことが大切だと考えました。
4) 食に関わる行動で考えがかわったこと
・「おいしい」を大切にして、食事が当たり前にあるとは思わず、さらに感謝をしていただこうと思いました。「食べる」ことを生きるうえで、一番大切にして、ちゃっちゃとではなく、しっかりと頂こうと思った。食事をしっかりと食べようと思った。
・自分の食事を見直したい。そしてちゃんと生きるための食生活をできるようにしていきたい。そして将来自分の家族もちゃんと生きれるような食生活をしていきたい。
・今後は、今以上に自分の食事が何からできているのかを考えて食べていこうと感じました。また、今回の見学・体験で”食べること””生きること”の大切さを学びました。美味しいと感じることができることに感謝して、健康に気遣った食生活を意識していきたいと思いました。
・いただきます。ごちそうさまを毎食ちゃんとすることを継続する。生産者への感謝を忘れない。