ほうれん草の産地視察・収穫体験・工場見学2024 報告

ほうれん草の収穫体験や、工場見学を行いました!

取り組みの概要

日 程:2024年12月6日(土)13:30~16:00
開催場所:水戸冷凍食品株式会社(茨城県水戸市)および付近の圃場
主催:東4地区FS事業部
企画内容:
①収穫体験
➁生産者交流
③工場見学
参加:茨城大学生協(学生委員・職員)、東京ブロック(学生委員・職員)
目的:大学生協食堂で提供している「ほうれん草」は数少ない国産素材であり、かつ産地とつながりを持ちながら提供されている、「日々食べていることを誇れる食材」。収穫体験、生産者との交流、工場見学を通じて学生組合員に、普段口にしている食材に「誇り、魅力」を感じてもらう。

参加者の感想
【収穫体験】
●初めてほうれん草の収穫体験をしました。普段使わない筋肉を使ったり、姿勢も低くしたりしてすぐに筋肉痛が起きてました。普段食堂で食べているほうれん草もこのような作業があると考えるとこれからの食事の際に感謝の気持ちでいっぱいです。
●機械を使った収穫が今の時代は多い中、一束一束手動で収穫していることに驚きました。実際に体験してみて、普段使用しない筋肉や姿勢で取り組むのでとても労力が必要な作業だと実感しました。しかし、作業自体はとても楽しく、いつか私も仕事かボランティアとして取り組んでみたいと思いました。
【生産者との交流】
●天候や季節によって作業が左右されることが印象に残った。生活の中で、時間も精神も多くの割合を農作業が占めているのだろうと感じ、感謝の気持ちがよりいっそう強まった。
●1つ1つのほうれん草の束は軽くて小さいけれども、そのほうれん草を何ケースも何t分も収穫するのに、目で見て虫食いの葉を取ってなど細かな確認する部分もあって職人業だなと改めて感じた。
【工場見学】
●何重ものプロセスを経て、消費者が食する状態に変化するのだと改めて知ることができました。働いている方は工場内の張り紙からみるにベトナム国籍の方が多く、このような形で日本の労働力不足を外国から補填しているのだと実感しました。すべてに細かいマニュアルや声掛け、精査があり工場生産の仕組みを直に見ることができて大変興味深かったです。
●消費者のもとに届くまでの過程を知ることができました。工場見学をした後に水戸冷凍さんのお話を聞くことができたので、冷凍加工食品にまつわる色々なことを聞けたのはとても学びになりました。生産者と加工会社が共存共栄の関係であることは言われてみれば当たり前なのですが、こういったことを聞いて、産地のみならず、その周りに目を向けるきっかけになると思います。
【試食】
●普段あまりほうれん草を食べないのですが、実際にほうれん草畑をみた後に試食をしてみると一層おいしく感じられました。また、その他にいただいた枝豆や里芋なども解凍された後でも冷凍されていない状態のものと同じくらいおいしく、冷凍保存技術の高さに感心しました。このように、人類の知の発展は生活の質を向上させるために発展しているのだと実感しました。
●冷凍されたものとは思えないほど美味しかった。生野菜よりも長持ちし、価格変動も少ないのであれば、もっと冷凍野菜のニーズが高まり、関連する企業、農家が増えて欲しいと思った。
【体験を通じて】
●日頃、お金を支払うだけで気軽に食べられる「食」は生産~加工~販売まで、様々な方が一生懸命消費者に届けられるように尽力してくださるからだと実感しました。だからこそ、消費者として食材を無駄にせず感謝の気持ちをもってこれからも食していきたいです。
●ほうれん草産地視察というお話をいただいたときは、話を聞く・見ることがメインだろうなという印象がありましたが、その他にも体験したりなど盛りだくさんでとても有意義な1日だったなと後日振り返ると感じました。改めて食事をするときは食べ物を無駄にしないように、ゴミが出る部分を少なくできるように工夫しないとなと考えさせられました。
●全体を通して感じるのは食のありがたみでした。毎日大学で当たり前のように美味しい食事が食べられる環境も、とてもかけがえのないものなのだと、実感を伴って思えるようになりました。


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マイトレー